「仕事をしながら資格勉強をするなら、朝と夜のどちらがいいんだろう」
「仕事終わりは疲れてしまうから、朝型に変えた方がいいのかな」
社会人が資格勉強を始めると、勉強する時間帯に悩むことがあります。
朝は仕事の疲れに左右されにくい一方で、早起きが必要です。夜は朝より時間を確保しやすい反面、残業や仕事の疲れに影響されやすくなります。
そのため、単純に「朝の方がいい」「夜の方がいい」と決めるのではなく、自分の生活の中で無理なく繰り返せる時間帯を選ぶことが大切です。
私自身は、仕事が終わったあとに喫茶店へ寄って勉強する方法が合っていました。
この記事では、朝と夜それぞれのメリット・デメリットを比較しながら、社会人が資格勉強を続けやすい時間帯の見つけ方を紹介します。
社会人の資格勉強は朝と夜どっちがおすすめ?
結論からいうと、朝と夜のどちらが優れているかではなく、自分が継続できる方を選ぶのがおすすめです。
朝なら30分続けられる人が、無理をして夜に1時間勉強する必要はありません。
反対に、早起きが苦手なのに「資格勉強は朝にやった方がいい」と考えて、睡眠時間を削ってまで朝型にする必要もないでしょう。
資格試験によっては、数か月以上勉強を続けることになります。
大切なのは一時的に長時間勉強することより、仕事をしながら何週間、何か月と勉強時間を積み重ねることです。
まずは朝と夜、それぞれの特徴を理解して、自分の生活と照らし合わせてみましょう。
| 比較項目 | 朝勉強 | 夜・仕事終わり |
| 仕事の疲れ | 影響されにくい | 影響されやすい |
| 残業の影響 | 受けにくい | 受けやすい |
| 睡眠への影響 | 早起きが必要 | 朝は普段通り |
| 時間の確保 | 出勤時間に左右される | 比較的取りやすい |
| 向いている人 | 早起きが苦にならない人 | 朝が苦手な人 |
| 私の場合 | △ | ◎ 仕事帰りが続けやすかった |
朝に資格勉強するメリット
仕事の疲れに左右されにくい
朝勉強の大きなメリットは、仕事が始まる前に勉強できることです。
仕事終わりの場合、「今日は疲れたから明日にしよう」と思ってしまう日もあります。
残業が発生すれば、予定していた勉強時間そのものがなくなる可能性もあります。
その点、朝なら仕事が始まる前なので、残業や仕事終わりの疲れに勉強時間を左右されにくいのがメリットです。
勉強する時間を固定しやすい
出勤時間がある程度決まっている人なら、朝の勉強時間も固定しやすくなります。
たとえば、
「6時30分に起きる」
「7時から7時30分まで勉強する」
「そのあと出勤準備をする」
という流れを決めておけば、毎朝「いつ勉強しよう」と考える必要がありません。
勉強するタイミングを生活の中に組み込めることは、資格勉強を続けるうえで大きなメリットです。
勉強を終えてから仕事を始められる
朝のうちに勉強を終えれば、「今日はまだ勉強していない」という状態で仕事を終えることがありません。
夜に予定が入っても、その日の勉強はすでに終わっています。
仕事終わりの時間を自由に使いやすくなるのも、朝勉強の魅力でしょう。
朝に資格勉強するデメリット
早起きが負担になることがある
朝勉強をするために起床時間を早めると、最初は負担に感じることがあります。
特に夜型の生活をしている人が、いきなり1〜2時間早く起きようとすると、続かない可能性があります。
資格勉強の時間を作ることは大切ですが、睡眠時間を大きく削ってまで勉強時間を確保するのはおすすめしません。
朝勉強を試すなら、最初は15分や30分など、無理のない範囲から始める方が続けやすいでしょう。
出勤時間によってはまとまった時間を取りにくい
始業時間が早い人や通勤時間が長い人の場合、朝に1時間以上の勉強時間を確保するのが難しいこともあります。
その場合は、「朝だけで必要な勉強時間をすべて確保する」と考える必要はありません。
朝に30分、通勤中に20分など、複数の時間帯を組み合わせる方法もあります。
夜・仕事終わりに資格勉強するメリット
朝早く起きる必要がない
仕事終わりに勉強する場合、勉強のために起床時間を早める必要がありません。
もともと朝が苦手な人にとっては、夜の方が勉強時間を作りやすい場合があります。
ただし、「夜」といっても、必ずしも自宅へ帰ってから勉強する必要はありません。
仕事が終わったあと、帰宅する前に勉強するという方法もあります。
仕事から勉強への流れを作れる
私自身は、この方法が合っていました。
平日は仕事が終わったあとに喫茶店へ寄り、19時30分ごろから20時20分ごろまで、約50分勉強する生活を続けていました。
そのとき受験しようとしていた財務や簿記などの資格を勉強し、資格試験が近くない時期には小説を読むこともありました。
私の場合、
仕事を終える
↓
喫茶店へ行く
↓
勉強する
↓
帰宅する
という流れを作れたことが、続けやすかった理由の一つだったと思います。
「家に帰ってから勉強しよう」と考えると、一度休んでしまって勉強を始めるのが面倒になることもあります。
そのため、帰宅すると勉強しにくい人は、仕事モードから完全に離れる前に勉強を済ませる方法を試してみてもいいでしょう。
夜・仕事終わりに資格勉強するデメリット
仕事の疲れに影響されやすい
夜勉強の一番の問題は、その日の仕事に左右されやすいことです。
忙しかった日や嫌なことがあった日は、普段以上に疲れていることもあります。
「今日は勉強したくない」と感じる日があるのは自然です。
そこで毎日長時間勉強する計画を立ててしまうと、達成できない日が増えてしまいます。
仕事終わりに勉強するなら、最初から「平日は30分」「喫茶店で50分」など、疲れていても比較的続けやすい時間を設定するのがおすすめです。
残業や予定で勉強できないことがある
仕事が予定通りに終わるとは限りません。
残業や急な予定が入れば、勉強時間が取れない日もあります。
そのため夜型の場合は、毎日必ず同じ時間勉強することだけを目標にするより、1週間単位で考える方法もあります。
たとえば平日に1日勉強できなかったら、休日に少し多めに勉強するなど、調整できる余裕を持っておくと続けやすくなります。
朝勉強が向いている人・夜勉強が向いている人
ここまでの特徴を整理すると、朝勉強が向いているのは、
- 比較的早起きが苦にならない
- 仕事終わりは疲れて勉強できない
- 残業が多い
- 夜は予定が入りやすい
- 出勤前に30分程度の時間を作れる
といった人です。
反対に、夜・仕事終わりの勉強が向いているのは、
- 朝早く起きるのが苦手
- 仕事の終了時間が比較的安定している
- 仕事帰りに喫茶店や自習スペースへ寄れる
- 帰宅前なら勉強を始めやすい
- 仕事から勉強への流れを作りたい
といった人でしょう。
ただし、「自分は朝型」「自分は夜型」と最初から決めつける必要はありません。
実際に両方試してみて、どちらの方がストレスなく続けられるかを確認するのがおすすめです。
平日と休日で勉強する時間帯を変えてもいい
資格勉強というと、「毎日同じ時間に勉強しなければ」と考えてしまうかもしれません。
しかし、社会人の場合は平日と休日で生活リズムが違います。
そのため、
平日:仕事帰りに50分
休日:午前中に2時間
というように、曜日によって勉強する時間帯を変えても問題ありません。
重要なのは、毎日まったく同じ生活をすることではなく、自分の1週間の中に勉強時間を確保することです。
平日に十分な時間が取れないなら、休日を使って不足分を補うこともできます。
毎日の勉強時間だけでなく、1週間全体で考えてみましょう。
朝・夜だけにこだわらずスキマ時間も使う
資格勉強の時間は、朝か夜のどちらかだけに作る必要もありません。
電車やバスで通勤しているなら、移動時間にテキストを読んだり、スマートフォンで問題を解いたりできます。
昼休みの15分を復習に使う方法もあります。
たとえば、
朝:20分
通勤:20分
昼休み:10分
夜:30分
合計:80分
なら、一度に長時間勉強しなくても合計80分になります。
まとまった1時間を探すだけでなく、生活の中にある短い時間を組み合わせるという考え方も持っておきましょう。
社会人の資格勉強時間の作り方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→「社会人の資格勉強は1日何時間?仕事と両立する勉強時間の作り方」
私が社会人になって続けやすかったのは「仕事帰り」
私の場合、社会人になってから続けやすかったのは、朝よりも仕事帰りの勉強でした。
理由は、単純に夜の方が集中できるからというより、仕事が終わったら喫茶店へ行くという流れを作れたからです。
勉強するかどうかを毎日判断するのではなく、仕事が終わったらそのまま喫茶店へ向かう。
同じ店に繰り返し通り、店員さんから常連客として認識されるようになるくらい、生活の一部になっていました。
一方で、その習慣がずっと続いたわけではありません。
地方への転勤で初めての一人暮らしが始まり、電車通勤から徒歩通勤へ変わったことで、それまでの生活リズムも変化しました。
環境が変われば、それまで続いていた勉強方法が合わなくなることもあります。
だからこそ、「朝か夜か」という正解を探すより、今の自分の生活で続けられる時間を探すことが大切だと感じています。
資格勉強そのものを習慣化する方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→「社会人が資格勉強を習慣化する7つのコツ|仕事終わりでも続ける方法」
まとめ|朝か夜かより「続けられる時間」を選ぼう
社会人の資格勉強では、朝と夜のどちらにもメリット・デメリットがあります。
朝は仕事の疲れや残業に左右されにくい一方、早起きが負担になる場合があります。
夜は朝早く起きる必要がなく、仕事帰りの流れで勉強できる一方、疲労や残業の影響を受けやすくなります。
そのため、
朝の方が続けられるなら朝。
仕事帰りの方が続けられるなら夜。
という考え方で構いません。
さらに、通勤時間や昼休み、休日を組み合わせることもできます。
資格勉強は、数日だけ頑張るのではなく、試験まで積み重ねていくものです。
まずは朝と夜を実際に試してみて、「この時間なら仕事をしながらでも続けられそう」と思える時間帯を見つけてみてください。


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