社会人の資格勉強は1日何時間?仕事と両立する勉強時間の作り方

資格勉強法

「資格を取りたいけれど、仕事が忙しくて勉強時間を確保できない」

「社会人は1日どれくらい勉強すればいいんだろう」

資格勉強を始めようとすると、まず悩むのが勉強時間ではないでしょうか。

私自身、働きながら資格勉強をしてきましたが、学生時代のようにまとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、社会人の資格勉強は1日何時間を目安にすればいいのかを考えながら、仕事と両立して勉強時間を作る方法を紹介します。

「毎日○時間やらなければ」と考えるのではなく、自分の生活に合わせて無理なく続けられる勉強時間を作っていきましょう。

社会人の資格勉強は1日何時間が目安?

社会人が資格勉強をする場合、まず気になるのが「1日何時間勉強すればいいのか」ではないでしょうか。

ただ、すべての人に共通する「正解の勉強時間」があるわけではありません。

仕事の忙しさや通勤時間、受験する資格、試験までの残り期間によって、必要な勉強時間は大きく変わるからです。

そのため、最初から「毎日2時間勉強する」と決めるよりも、まずは自分が無理なく確保できる時間を把握することが大切です。

たとえば平日に30分〜1時間しか取れなくても、継続できれば1週間、1か月と積み重なっていきます。

反対に、最初から毎日2〜3時間を目標にしてしまうと、残業や予定が入った日に達成できず、勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。

社会人の資格勉強では、「何時間勉強したか」だけではなく、限られた時間を継続して使えるかという視点も持っておきましょう。

必要な勉強時間は「試験日から逆算」して決める

資格勉強では、「社会人なら1日○時間」と一律に決めるより、試験日から逆算して1日に必要な勉強時間を考える方法がおすすめです。

考え方はシンプルです。

まず、受験する資格に必要な勉強時間の目安を調べます。

次に、自分がすでに勉強した時間や知識量を考えて、試験までにあとどれくらい勉強する必要があるのかを見積もります。

たとえば、試験まで100日あり、これから100時間の勉強が必要だとします。

単純計算なら、

100時間 ÷ 100日 = 1日平均1時間

です。

ただし、社会人の場合は毎日必ず1時間勉強できるとは限りません。

残業する日もあれば、予定が入る日、疲れて勉強できない日もあります。

そこで、平日と休日を分けて考えてみます。

たとえば、

平日:50分 × 5日
休日:2時間 × 2日

なら、1週間で約8時間勉強できます。

このペースを12週間続ければ、約96時間です。

このように考えると、「毎日必ず1時間」という目標に縛られず、1週間単位で必要な勉強時間を確保することもできます。

私自身も、仕事帰りに勉強していたときは、平日の勉強時間が19時30分ごろから20時20分ごろまでの約50分でした。

長時間ではありませんが、平日に繰り返すことで勉強時間を積み重ねていました。

資格によって必要な勉強量は異なるため、「他の人が1日何時間勉強しているか」だけで判断するのではなく、自分の試験日と現在地から逆算することが大切です。

社会人が資格勉強の時間を作る5つの方法

必要な勉強時間が分かっても、「その時間をどこから作るの?」と思う人もいるでしょう。

仕事をしている以上、1日を勉強中心に組み立てることはできません。

そこで、今ある生活の中から勉強に使える時間を探していきます。

1.朝の時間を使う

仕事が終わったあとに疲れてしまう人なら、出勤前に勉強する方法があります。

朝は仕事による疲労の影響を受けにくく、「仕事が長引いて予定していた勉強ができなかった」ということも起こりにくいのがメリットです。

一方で、朝が苦手な人が無理に早起きをすると、睡眠時間を削ることにもなります。

朝に勉強するためだけに睡眠時間を大幅に減らすのではなく、今より少し早く起きても無理なく続けられるかを基準に考えるのがおすすめです。

2.通勤時間を勉強時間にする

電車やバスで通勤しているなら、移動時間も勉強に使えます。

私も以前は電車通勤だったため、通勤中に勉強することがありました。

まとまった問題演習には向かなくても、

  • テキストを読む
  • 暗記項目を確認する
  • スマートフォンで問題を解く
  • 前日に勉強した内容を復習する

といった勉強なら取り組みやすいです。

ただし、私の場合は地方への転勤で電車通勤から徒歩通勤に変わったことで、この勉強時間がなくなりました。

ここから実感したのが、通勤時間を活用するのは便利な一方で、生活環境が変われば使えなくなることもあるということです。

通勤時間だけに頼るのではなく、他にも勉強できる時間を持っておくと対応しやすくなります。

3.昼休みに短時間だけ勉強する

昼休みの一部を勉強時間にする方法もあります。

たとえば、昼休みのうち15分だけ問題を解けば、平日5日で75分になります。

昼休みすべてを勉強に使う必要はありません。

休憩することも大切なので、無理のない範囲で短時間の勉強に使うくらいで十分です。

特に暗記や復習など、短時間で区切れる勉強と相性がいいでしょう。

4.仕事帰りに勉強してから帰る

これは、私自身が続けやすかった方法です。

以前は平日5日、仕事が終わったあとに喫茶店へ寄り、19時30分ごろから20時20分ごろまで約50分間勉強していました。

そのとき受験しようとしている財務や簿記などの資格を中心に勉強し、資格試験が近くないときには小説を読むこともありました。

同じ喫茶店へ繰り返し通っていたため、店員さんから常連客として認識してもらえるようになったほどです。

私にとって良かったのは、「帰宅してから勉強する」のではなく、

仕事を終える
↓
喫茶店へ寄る
↓
勉強する
↓
帰宅する

という順番にしたことでした。

一度家に帰ってしまうと休みたくなる人には、帰宅する前に勉強を終わらせる方法も選択肢になると思います。

5.休日に不足分を補う

平日に予定通り勉強できないことを前提に、休日を調整日にする方法もあります。

たとえば「平日は合計5時間、休日は合計3時間」のように1週間単位で目標を決めておけば、火曜日に勉強できなかったからといって計画全体が崩れるわけではありません。

私も土日は、外出するタイミングがあれば時間を作って喫茶店へ寄ることがありました。

毎日の勉強時間を完全に揃えるより、1週間全体で必要な時間を確保できているかを見る方が、仕事と両立しやすい場合があります。

朝と仕事終わり、どちらで勉強するのがおすすめ?

資格勉強の時間を作るとき、「朝に勉強するのと、仕事終わりに勉強するのはどちらがいいのか」と迷う人もいると思います。

結論としては、自分が無理なく続けられる方を選ぶのがおすすめです。

朝の勉強には、仕事の疲れや残業に左右されにくいというメリットがあります。

一方、仕事終わりの勉強には、朝早く起きる必要がなく、その日の仕事が終わった流れで勉強を始められるというメリットがあります。

私の場合は、仕事帰りに喫茶店へ寄って勉強する方法が合っていました。

「19時30分ごろになったら勉強を始める」という生活ができていたので、毎日「今日はいつ勉強しよう」と考える必要がありませんでした。

大切なのは、朝型か夜型かを無理に決めることではありません。

自分の生活の中で、最も邪魔されにくく、繰り返し確保できる時間を見つけることが重要です。

たとえば朝30分なら続けられる人は朝、仕事帰りに50分なら続けられる人は仕事終わりで構いません。

自分に合った時間帯を見つけてみましょう。

平日に勉強できなかった日はどうする?

社会人が資格勉強をしていると、予定通りに勉強できない日はどうしても出てきます。

残業が長引くこともあれば、仕事で疲れてしまうこともあります。急な予定が入ることもあるでしょう。

そんな日に「今日は1時間勉強する予定だったから、明日は2時間やらなければ」と考えると、勉強の負担がどんどん大きくなってしまいます。

そこでおすすめなのが、1日ではなく1週間単位で勉強時間を見ることです。

たとえば1週間の目標を7時間にしていた場合、平日に予定より1時間少なくなっても、休日に少し補えば調整できます。

もちろん、毎週必ず目標時間を達成しなければならないわけでもありません。

資格勉強は数週間、数か月と続くことが多いため、一日できなかったことよりも、そのまま勉強をやめてしまうことの方が大きな問題です。

勉強できない日があっても、次の日からまた再開する。

これくらいの余裕を持っておいた方が、働きながらの資格勉強は続けやすいと思います。

勉強時間より大切なのは「続けられる時間」を作ること

ここまで勉強時間の作り方を紹介してきましたが、社会人の資格勉強では「1日何時間勉強したか」だけにこだわる必要はありません。

毎日3時間勉強する計画を立てても、数日しか続かなければ、勉強時間は積み上がっていきません。

一方で、1日30分や50分でも、それを繰り返すことができれば大きな勉強時間になります。

私自身、仕事帰りに勉強していた時間は約50分でした。

決して長い時間ではありません。

それでも、

仕事が終わったら喫茶店へ行く

という流れを作ることで、平日の勉強時間を確保していました。

しかし、地方への転勤で生活環境が変わり、電車通勤から徒歩通勤になったことで、それまで当たり前だった勉強の流れも崩れました。

この経験から感じたのは、勉強時間を確保することと同じくらい、その時間を生活の中に定着させることが大切だということです。

生活環境が変われば、以前と同じ方法にこだわる必要もありません。

朝、通勤、昼休み、仕事帰り、休日。

今の自分が使いやすい時間を見つけて、そこに勉強を組み込んでいけばいいと思います。

資格勉強を習慣化する方法については、こちらの記事で私自身の経験を交えながら詳しく紹介しています。

→「社会人が資格勉強を習慣化する7つのコツ|仕事終わりでも続ける方法」

※ここはあとで1記事目への内部リンクにします。

まとめ|社会人の資格勉強は「続けられる時間」から考えよう

社会人の資格勉強では、「1日何時間勉強すればいいのか」だけを考えるのではなく、試験までに必要な勉強量と、自分の生活の両方から勉強時間を決めることが大切です。

この記事で紹介したポイントをまとめると、

  1. まずは無理なく確保できる勉強時間を把握する
  2. 試験日から逆算して必要な勉強時間を考える
  3. 朝・通勤・昼休み・仕事帰りなどから使える時間を探す
  4. 毎日ではなく1週間単位で勉強時間を考える
  5. 勉強できない日があっても次の日から再開する
  6. 長時間よりも「続けられる時間」を作る

という6点です。

「毎日2時間勉強しなければ」と考えると難しく感じても、「仕事帰りに50分」「昼休みに15分」なら始められる人もいると思います。

まずは自分の生活を振り返って、無理なく繰り返せそうな時間を一つ見つけるところから始めてみてください。

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